2017/11/02
2017年もあともう少し!
あっという間に1年が過ぎていきますね。
2018年はもっと天気がいい日が増えることを願います。
今年は雨が多過ぎました…
緑内障治療について日々勉強の毎日ですが、最近、眼圧以外の進行因子についての報告に興味があります。
学会・講演会でも発表をされることが増え、眼圧以外の因子に関してもしっかりとした精査・コントロールが必要と感じました。
眼圧以外の進行因子
*加齢 *眼圧 *近視
*生活 *遺伝 *炎症
*過酸化障害 *血流 *偽落屑症候群
これらの因子の中で、【血流異常】の精査・コントロールの重要性を感じました。
血液流量障害
血管の異常などにより
組織に血液を供給ができていない。
*高血圧(夜間高血圧を含む)
*高血圧の過剰治療
*低血圧
*夜間低血圧
*糖尿病
*レイノー現象
血液の質の異常
血液の異常で酸素が足りていない。
*肺疾患(慢性閉塞性肺疾患)
*睡眠時無呼吸症候群
*貧血
血流変動を確認するためには24時間の血圧を確認する必要があります。
血圧日内変動が大きい場合には内科との連携を図り、一定の血圧を維持できるような治療が必要です。
血圧・血流量の変動を小さく維持することで、緑内障進行のリスクを減らしたいと考えております。
近日中に24時間血圧計の導入を予定しております。現在機械をお借りしており、患者様に使用する際の問題点を検証しています。